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メディア掲載
2017/10/26

TechTarget JAPAN | 「オブジェクトストレージ」主要製品の詳細過ぎる特性分析 (1/3)

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大容量と拡張性は当然

オブジェクトストレージとは、独自の特性を備えたストレージのことだ。そのように表現すると簡単に聞こえるが、オブジェクトストレージの主要ベンダーの製品を評価してみると、ぱっと見ただけでは把握できない複雑な要素があることが分かる。

オブジェクトストレージのシステム基盤は各ベンダーでそれぞれ機能が大きく異なる。そのため特定の機能だけを見れば、あるシステムが他のシステムよりも適していることがある。さまざなまオプションを区別できるよう、本稿では、オブジェクトストレージ製品のアクセス手法、クラウドとの統合機能、導入オプション、データセキュリティについて調査した。


(中略)

DataDirect Networks

拡張ストレージを取り扱うDataDirect Networksはオブジェクトストレージの主要ベンダーの中でも大手といわれる。同社の「Web Object Scaler(以下、WOS)」は大規模な拡張に優れたストレージクラウドを構築できる。

WOSは、Amazon Simple Storage ServiceS3)、SwiftREST規約、Java言語、Python言語、C++言語の各プログラム言語に対する幅広いオブジェクト指向型のプロトコルと通信方法を提供する。また、クラウドデータ管理ソフトウェアを提供するCommvaultなどのツールとアプリケーションとの統合も実現する。さらに、「Lustre」(メタデータと実データを分けて管理するファイル管理方式)やIBMの「Spectrum Scale」(旧General Parallel File SystemIBMが提供するオブジェクトファイル管理方式)をサポートする。WOSのストレージノードを地理的に分散すればデータ転送の遅延が少ないクラウド型ストレージを構築できる。

WOSノードは自己完結型製品で、完全疎結合アーキテクチャが特徴だ。このWOSノードをネットワークで結んでグループ化(クラスタ化)する。各ノードはさらにゾーンというグループに含まれる。ゾーンは、データセンター内の論理編成にすることも、地理的に離れた場所に分散させることもできる。こうしたゾーンを活用することでさまざまなデータ保護ポリシーをノード全体に適用できるようになる。例えばAmazon S3のクラウドストレージを、拡張性やパフォーマンスに対するユーザーの要件に応じてWOSノードの一部として使うことができる。もしくは個別のゲートウェイとしても導入することができる。


(続く)

出典:TechTarget JAPAN | 「オブジェクトストレージ」主要製品の詳細過ぎる特性分析  (1/3) (2017/10/24) 
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