カナダのケーブル・パブリックアフェアーズ・チャンネル(CPAC)が、DDN のシステムを導入し、高品質なコンテンツを、ライブで国内の 1100 万世帯に 24 時間 365 日ウェブストリーミングで提供
DDN は、CPAC の全てのアクティブアーカイブや IT バックアップ、ディザスターリカバリを 単一の高効率なストレージシステムとして統合し、性能を飛躍的に向上させました
Santa Clara, Calif.— January 19, 2016 (米国発表日)
ニュース
DataDirect Networks (DDN) は、カナダのケーブル・パブリックアフェアーズ・チャンネル (Cable Public Affairs Channel、CPAC) が、ケーブル、衛星・無線配信、及び 24 時間 365 日のウェブストリーミングによる国内 1100 万以上の世帯への公共問題に関する番組の革新的な配信の実現のために、DDN SFA12K® と DDN WOS® オブジェクトストレージを導入したと発表しました。CPAC はカナダで唯一の2ヵ国語による非営利のコマーシャル放送のない民間放送局で、カナダの公共政策を方向付ける人々、政治、出来事についての洞察や分析を視聴者に提供しています。
CPAC には、毎日最大80時間分の新しいコンテンツが取り込まれ、ウェブサイトには3万時間を超えるアーカイブ・コンテンツがあり、データ集約型のコンテンツの取り込みや編集、制作、配信のニーズに対応するため、高性能ストレージを必要としていました。また、CPAC は、1ペタバイトの高解像度プログラミングに対応でき、大規模に拡張可能なリアルタイムアーカイブも必要でした。急増するデータ容量の問題に直面し、CPAC は制作用のストレージとアクティブアーカイブの両方の要件を満たす、強力なファイルベースの SAN と非常に柔軟なオブジェクトストレージで構成されるDDNのエンドツーエンドのソリューションにより全てを統合しました。これにより、CPAC は、1ペタバイト以上の重要な政治的なメディアコンテンツの取り扱いを、速く、簡単に、より経済的に、制作・保存・保持・リカバリしたいという、果てしない要求に応えることができるようになりました。
「DDN の SFA12K と WOS により、経費を削減しながらも、制作とアクティブアーカイブに使用可能な容量を1PB 以上増やすことができました」と Eitan Weisz 氏 (CPAC、senior manager of technical operations) は述べています。「DDN は、私たちの初めてのファイルベースの SAN を順調にスタートさせ、メディア管理システムとストレージを統合するのに重要な役割を果たしました。今回、DDN のサポートで完成したエンドツーエンドのアーキテクチャに、IT バックアップとディザスターリカバリを追加することが可能になりました。」
ツイートする: .@CPAC_TV leverages @ddn_limitless storage architecture for media mgt. system, IT backup & disaster recovery http://bit.ly/1PfeAu2 #HPC
カナダでのライブビデオストリーミングの先駆者として、CPAC は、公共問題に関する番組のライブストリームでの同時配信を最高10本までサポート可能な革新的ソリューションの実現にフォーカスしてきました。従来の放送とは異なり、多くの CPAC のロングフォームプログラミングには、時間がかかり、ストレージ資源に過度の負担をかけるビデオレンダリングを必要とします。加えて、CPAC は、永久にコンテンツを保持し、アーカイブに追加するため、古いテープのデジタル化を続けています。
そのため、CPAC は、毎日の制作に関わる要求を満たし、かつ、Dalet 社のメディア管理システムと 、Adobe Premiere ProやApple Final Cut Pro、Avid Media Composer といった編集ワークフローを、今までどおりシームレスに統合できる、DDN の SFA プラットフォームを長年信頼し、今回 SFA12K にアップグレードしました。DDN の WOS プラットフォームを SFA ソリューションに加えることで、CPAC は、高価で管理の難しい機械式のテープライブラリーを、ライブラリー本体と階層ストレージ管理ソフトウェアの2年分の年間サポート費用とほぼ同額で、信頼性が高く、使いやすいアクティブアーカイブに置き替えることができました。
CPAC は、DDN の WOS ObjectAssure™ テクノロジーを活用し、バックアップとディザスターリカバリ用に2台の WOS アプライアンスでコンテンツのコピーをミラー化して保存することができるようになりました。CPAC は IT バックアップのために WOS を使うことも考えており、制作の生産性を向上させるため、WOS から直接ビデオをレンダリングできる可能性を探っていました。WOS プラットフォームの大規模な拡張性のおかげで、CPAC は、数十万時間分ある放送コンテンツを容易に信頼できる方法でアーカイブし、共有できるようになりました。さらに、CPAC は、最小限の費用で、データの有用性と耐久性をより高いレベルに押し上げ、活用できるようになるだけでなく、ほぼ1年以内に投資額が回収されるであろうと予測しています。
関連資料
・Read the Cable Public Affairs Channel Case Study・About DDN solutions in Media & Entertainment
・About DDN WOS Object Storage
・About DDN SFA12K Storage
・Follow DDN via Blog and Twitter
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