DDNの顧客 最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)が 新設の「IO-500」にて第1位を獲得
DDNのスケールアウトフラッシュ「Infinite Memory Engine」を使用し、SC17で発表された新しいストレージシステムパフォーマンスランキングで第1位を獲得
プレスリリース
2017年11月22日
株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン
株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン(所在地:東京都千代田区、代表取締役:ロベルト・トリンドル、以下 DDN)は、ハイパフォーマンスコンピューティング、ネットワーク、ストレージ、解析のための国際会議「SC17」で発表された最初の年間IO-500第1位に、DDNのInfinite Memory Engine(IME)を使用した日本の最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)のOakforest-PACSシステムが認定されたことを発表しました。
IO-500( https://www.vi4io.org/std/io500/start )は、計算機性能の評価指標のためのTop500と同様のコンセプトでストレージシステムを比較できるようにし、I/Oベンチマークのパッケージを作成することを目的としています。IO-500においてストレージシステムは、アプリケーションと現実のワークロードの組み合わせを意味するように設計された一連のI/Oベンチマークパッケージに従ってランク付けされます。
JCAHPCのIMEは、他のすべてのファイルシステムおよびバーストバッファ・ソリューションに先駆けて第1位を獲得しました。IMEの高性能の秘訣は、ファイルシステムを経由してフラッシュを使用するのではなく、アプリケーションが直接フラッシュの性能を活用できる新しいより無駄のないI/O方式を1から開発したことです。
IMEは、今日のファイルシステムの機能を超えてアプリケーションを高速化するために設計されたDDNのスケールアウト・フラッシュキャッシュです。IMEは、従来のボトルネックやレイテンシを回避した画期的なI/O管理方法により、利用されるアプリケーションへフラッシュの性能を余すところなく提供します。IMEは高度なデータ保護、柔軟なイレイジャーコーディング、アダプティブI/Oルーティングを備え、新たなレベルの復元力と一貫したパフォーマンスを提供します。
<DDN Product and Benchmarking担当バイスプレジデント James Coomerのコメント>
「業界全体に受け入れられるベンチマークのパッケージが遂に完成したこと、またそれが私たちの顧客の多くに見られるデータ集約型のワークロードを反映したものであることは非常に喜ばしいことです。私たちの顧客であるJCAHPCがDDNのIMEを利用して第1位になったという事実は、さらにエキサイティングです。これは、IMEが、大規模スーパーコンピューティングで期待されていたI/Oアクセラレーションを提供していることの証です。」
【関連資料】
・DDN IMEについて(ソフトウェア)
・DDNのエンドツーエンドストレージ及びビッグデータ・プラットフォームについて
DataDirect Networksについて
DataDirect Networks(DDN)は、大規模でスケーラブルなストレージ市場のリーダーとしてコンテンツ・リッチで高成長する IT 環境において、最高レベルのシステム拡張性、効率性とシンプルさを実現する、データ・ストレージ、プロセッシング・ソリューションとサービスを提供しています。株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパンは DDN の日本法人・100%子会社です。
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