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2020/11/24

DDN、HPC分野の専門誌 HPCwireの賞を複数受賞

メディア

この記事は、DDN.comに掲載のプレスリリース "DDN Wins Multiple 2020 HPCwire Readers' and Editors' Choice Awards" の抄訳版です。


DDN、HPC分野の専門誌 HPCwireの賞を複数受賞

AIデータソリューションのリーダーであるDDNは、SC20で開催された第17回HPCwire Readers' and Editors' Choice Awardsにおいて、HPCコミュニティから複数の権威ある賞を受賞しました。特に、DDNは10年連続でBest HPC Storage Product Awardを受賞しました。

毎年恒例のHPCwire Readers’ and Editors’ Choice Awardsは、グローバルなHPCwireコミュニティとHPCwire編集者が参加する推薦と投票プロセスを通じて決定されます。この毎年恒例の賞は、HPCコミュニティにおける権威ある評価を代表するもので、SCの冒頭で発表されます。

DDNの製品担当シニア・バイス・プレジデント、James Coomerは次のように述べています。

「製薬業界や研究業界のDDNのお客様は、本年感染が拡大したCOVID-19のような疾患を理解し、それに対処するというかつてないほどの緊急性に直面しています。そのためには、膨大な量のデータを可能な限り迅速に分析し、意味のあるものにする必要があります。多くの人命が危険にさらされている状況下では、DDNの定評あるAIソリューションがこれまで以上に重要な役割を果たすでしょう。DDN EXAScalerは、今日の予測不可能なグローバルな課題に対応するために、高速で信頼性の高い分析、高度なデータ管理、正確な結果を得るための、業界で最もパワフルかつインテリジェントなソリューションを提供します。」

DDNが受賞した「2020 HPCwireReaders’ and Editors’ Choice Awards」は次の通りです。

Editor’s Choice – Best HPC Storage Product or Technology
DDN EXAScaler

EXA5は、DDNをリードする大規模ソリューションを拡張したもので、マルチクラウド環境におけるHPCとAIの新時代に向けて特別に構築されました。EXA5は、シンプルな実装とスケーリング、ワークフローの優れた可視性、DDN Stratagem® (透過的なフラッシュ階層化を可能にする強力なグローバルポリシーエンジン)を提供することで、管理の複雑さを解消し、優れたパフォーマンスと効率性を実現します。

Editor’s Choice – Best Use of HPC in Life Sciences
DDNとNVIDIAを使用したセントジュード小児研究病院の研究者の方々

セントジュード小児研究病院は、小児がんやその他の生命を脅かす病気の理解・治療・克服において業界を牽引しています。セントジュード小児研究病院は、DDN A3I® ソフトウェアスタック、DDN AI400X all-NVMeフラッシュシステム、NVIDIA A100 Tensor Core GPUを導入しました。がんの原因を把握し、科学者が治療法や予防法を開発するために最適なゲノム関連の進歩を迅速に選択することで、多くの命を救うべく日々DDNのテクノロジーを活用しています。

■Reader’s Choice – Best HPC Collaboration (Academia/Government/Industry)
英国NHS、英国の公衆衛生機関、ウェルカム・サンガー研究所(およびゲノミクスUKコンソーシアムを形成するその他のパートナー)とのDDN/CLIMB及びその他の組織とのコラボレーション

COVID-19ゲノミクスUKコンソーシアム(COG-UK)は、迅速かつ大規模な全ゲノムウイルスシークエンシングを各地域のNHSセンターおよび英国政府に提供する全国的な共同組織です。このデータは、疫学的・臨床的情報と組み合わせて、現在の英国COVID-19の流行期間中に重要な介入や政策決定に情報を提供しています。

ウェルカム・サンガー研究所には世界最大級のシークエンシングセンターがあり、COG-UKのゲノム解析をDDNのEXAScaler上でDDNの高性能ストレージシステムで実行しています。DDNのソリューションは、ウェルカム・サンガー研究所とCOG-UKのパートナーが世界のどこよりも多くのSARS-CoV-2ゲノムをシークエンスすることを可能にしています。毎日何百ものゲノムがシークエンスされているため、その後の迅速なデータ分析により、発生の早期調査が可能になり、遺伝子変異がウイルスの人から人への感染方法にどのように影響するかをよりよく理解することができます。


DDNの顧客が今年受賞したHPCwire Awardsは以下の通りです。

・Reader’s Choice – Top Supercomputing Achievement: NVIDIA「Selene」スーパーコンピュータ

・Editor’s Choice – Top Supercomputing Achievement: 理化学研究所、富士通、アームの共同プロジェクト「富岳」スーパーコンピュータ

・Editor’s Choice – Best Use of HPC in Response to Societal Plights: 理化学研究所の「富岳」スパコンの早期立ち上げ

 

受賞者のリストは、HPCwireのウェブサイト(www.HPCwire.com)でご確認ください。