DDNがオブジェクトストレージのパフォーマンスを向上、業界最高の柔軟性とコスト効率の高いデータ保護を実現
新たなWOSのデータ保護やマルチサイト接続オプションが、アーカイブとディスクバックアップのコスト削減のほか、データ転送速度と信頼性においてパブリッククラウドを上回るパフォーマンスを提供
株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン
2017年4月18日
ニュースリリース
※本プレスリリースは米国DataDirect Networks社が米国カリフォルニア州サンタクララより2017年4 月11日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。
米国DataDirect Networks社(本社:カリフォルニア州サンタクララ)は、データ保護の強化とマルチサイトの接続オプションを含むWOS®オブジェクトストレージプラットフォームの新機能強化を発表しました。最新の機能を備えたDDN WOSは、データ保護におけるオーバーヘッドを最小限に抑えることができ、また、パブリッククラウドソリューションよりも高速かつ効率的なマルチサイト・コラボレーションやコンテンツ配信、災害復旧に加え、アップタイムの向上とハードウェア障害によるパフォーマンス低下の影響を軽減するためのレプリケーション抜きのローカルリビルド機能を提供いたします。
新しくリリースされたWOSデータ保護製品Extended ObjectAssure™は、データ保護方法における選択肢を拡大し、業界で最も幅広いオプションを提供するものです。また、極端に少ないWOSのオーバーヘッドはオブジェクトストレージのコストをテープストレージのオプション並みにするほか、リビルド時間の短縮も可能にするため、リビルド時のデータ損失のリスクを低減し、ドライブ障害によるパフォーマンスへの影響の排除もしくは制限が可能です。
また、拡張されたDDNのS3マルチサイト機能は、マルチサイトでのデータ共有が必要なお客様に対して、コラボレーションや災害復旧、コンテンツ配信を強化し、エラーのない高速なデータ転送を実現。S3インターフェイスを使用することで、お客様はパブリッククラウドの代わりに、より迅速で費用対効果が高く、安全で信頼性の高い方法を利用することができます。
DDNのWOSオブジェクトストレージソリューションスイートには、ソフトウェアオンリーのWOSと数百TBのアプライアンスが含まれています。
【WOSオブジェクトストレージプラットフォームの主な特徴】
・最低限のコストで最高の効率:
競合ソリューションと比較した際のハードコストの削減、最大99%のドライブ効率、およびスペース、電力、冷却、管理における大幅な運用コスト削減を実現する、独自のNoFS®(ファイルシステムなし)アーキテクチャにより、オブジェクトストレージの管理とスケーラビリティのTCO(総所有コスト)を削減します。
・最高のオブジェクトストレージのパフォーマンス:
実際のアプリケーションで実証されているように、競合する商用およびオープンソース製品の1ノードあたりの速度を1.25倍以上に向上させます。
・業界をリードする高い可用性:
この度発表されたExtended ObjectAssureに加え、DDN WOSは、幅広い種類のデータ保護と可用性のオプションをお客様に提供する追加のイレイジャーコーディングとレプリケーションとを組み合わせ最適化したものです。DDN WOSは、単一のノード内で障害の発生したドライブをリビルドするように構成することができ、リビルド時間とデータ損失の危険性を低減します。このユニークな機能は、ドライブサイズが大きいほどリビルド時間が長くなるという課題や、基幹業務データの可用性に関するSLAを満たすという組織の対応力に重大な影響を与えるものです。
・柔軟で大規模なスケーラビリティ:
WOSアーキテクチャの簡素化により、1台のWOSアプライアンスを4つのスタンダードラック単位で導入し、単一ノード単位で拡張することが可能です。WOSは、単一の共有ネームスペースで最大4つのドライブを提供し、ファイルとオブジェクトに共通のビューを提供することで、アクティブアーカイブやコラボレーション環境にシームレスに高性能なストレージを提供することができます。
DDN WOSは、世界中のお客様に向け8年以上にわたってオブジェクトストレージ・インフラストラクチャに注力しており、コールド・スプリング・ハーバー研究所やヴァン・アンデル研究所、カンザスシティにあるチルドレンズ・マーシー病院も新たなお客様となりました。さらに、エディンバラ大学の並列計算センターでは、DDNのWOSオブジェクトストレージを評価し、無限に拡張可能なストレージプールをサポートし、リサーチデータの大規模なアクティブアーカイブをより良い方法で管理しており、また今後の展開目標として最近のケーススタディ(※1)にも詳述されているように、大学の産学ユーザーと英国周辺のHPCセンターに、ファイルストレージに代わって非常にスケーラブルで費用対効果の高い代替手段として提供することを目指しています。
(※1) UNIVERSITY OF EDINBURGH: http://www.ddn.com/customers/university-of-edinburgh/ (英語表記)
関係者の声
IDCストレージチーム リサーチマネージャー アミタ・ポトニス氏のコメント
「新たにデジタル化された世界では、配信パフォーマンスと接続モデルの点で非常に拡張性と柔軟性があり、ユーザーが選択したさまざまな保護方法で完全なデータ保護を提供するインフラストラクチャソリューションが求められています。DDNのオブジェクトストレージプラットフォームは、その技術と機能の絶え間のない革新により、このデジタル化の道をリードしていると言えます。」
DDN シニアマーケティングディレクター ローラ・シェパードのコメント
「オブジェクトストレージは、大規模なアクティブアーカイブやマルチサイト・コラボレーション、コンテンツ配信、ディスクバックアップおよびディザスタリカバリなどの主要な使用事例全体で急速に普及しており、新たなWOS機能は、データ保護において業界でも最も低いオーバーヘッドオプションをお客様に提供し、コスト削減に繋げるものです。新しいS3マルチサイト機能は、コラボレーションやバックアップのために多数のデータをすばやく確実に移動する必要のあるサイトでは、パブリッククラウドソリューションよりも迅速かつ信頼性の高い大きなオブジェクトを提供します。」
エディンバラ並列計算センター ディレクター マーク・パーソンズ氏のコメント
「私たちは、HPCとストレージの双方において巨大なイノベーションの時期に入っています。革新を続けているDDNのような企業は、あらゆる種類の企業の科学者や研究者をサポートし、最先端技術の可能性を最大限に活用することで時代を変えるような発見を促すことでしょう。」
DDN WOSソリューションスイートの新たなWOSデータ保護および接続機能は、本年第4四半期中に入手可能となります。
【米国での2017 NAB Show 開催について】
DDNは、ネバダ州ラスベガスにて2017年4月22~27日まで開催される2017 NAB Show に出展し、DDNブースSL8016番にてWOSを含むメディアおよびエンターテイメント向け最新のストレージソリューションを紹介いたします。商談のご予約は下記リンクよりお願い致します。
・2017 NAB Show での商談予約:http://www.ddn.com/company/events/nab/
本プレスリリース原文はhttp://www.ddn.com/press-releases/ddn-advances-object-storage-performance-delivers-flexible-cost-effective-data-protection/ からご覧いただけます。
関連資料
DDN WOSについて(WOSソフトウェア)DDN WOSについて(WOSアプライアンス)
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DataDirect Networks(DDN)は、大規模でスケーラブルなストレージ市場のリーダーとしてコンテンツ・リッチで高成長する IT 環境において、最高レベルのシステム拡張性、効率性とシンプルさを実現する、データ・ストレ ージ、プロセッシング・ソリューションとサービスを提供しています。株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパンは DDN の日本法人・100%子会社です。- 会社名:
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